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2008年7月13日 (日)

何でも語ろう Vol.2

ごきげんよう、Lilyです。

第二弾は、前回の続き。昭和40年代に付き合っていただきます。

…まぁ、何言ってるのかわからない人も、私の情熱を感じ取ってください。

では、続きからどうぞ。

あ、今回も長いのです。ごめんなさい。これでも減らして減らしてまとめてるんですけど…

日本の有名な巨大ヒーロー、ウルトラマン。

実は、いちばん最初の企画書での名前は『ベムラー』で、デザインも、私たち人間とはほど遠い、まるで烏天狗のような姿かたちをしてたのである。

ベムラーは「怪獣退治専門のチームに協力してくれる、心やさしい宇宙人」という設定で、この設定はそのままウルトラマンに使用されている。

しかし、デザインのほうは、敵怪獣と区別がつきにくいことや、ヒーローとしてパンチが弱いなどの理由により、却下。

次に考えられたのが『レッドマン』。デザインも、怪獣や妖怪などから人間に近い、赤い甲冑のような物を着た男になっている。

そして、この第二案の時に、「飛行機事故によって主人公が死亡し、ヒーローは責任を取って一心同体となる」という設定が出されている。まぁ、『レッドマン』と一心同体になる主人公の名前はサコミズといい、この名前は採用されていないのだが。

その後も二転三転しているときに、円谷英二氏が言った一言で、歯車は動き出す。

「シンプルなのがいいんじゃないかな?ほら、仏様みたいな。」

この一言から、ウルトラマンはデザインされたのである!ちなみに名前は、東京オリンピックを見ていた時のウルトラCからとられたそうな。

そして、マンを語る上で外せないのが、脚本家・金城哲夫氏である。

37歳という若さで亡くなった金城氏が脚本の回は、私的にも、本当に名作ぞろいである。

マンの1話「ウルトラ作戦第一号」。言うまでもなく、今まで続くウルトラシリーズの第一歩である。そして、8話「怪獣無法地帯」。かの有名なレッドキングが登場する回である。この回は豪華なもので、他にも3体の怪獣が登場している。

そして、前回少しふれた10話「謎の怪獣基地」。13話「オイルSOS」。マンがとどめをさすことなく、勝手に燃えて死んでしまった情けない怪獣、ペスターが登場する回である。

他にも20話「恐怖のルート87」、26,27話「怪獣殿下」。マン唯一の前後篇である。登場怪獣はゴモラ。万博のころである。

33話「禁じられた言葉」これは傑作である。悪質宇宙人メフィラス星人は、イサム少年に「地球をくれ」とせまる。暴力が嫌いな宇宙人で、地球人への心に挑戦するのである。ちなみに、唯一マンと引き分けた宇宙人。「私は必ずまたやってくる」と言い残し、地球を去っていくのである。そして、その決着はメビウス47話「メフィラスの遊戯」でつけられる。

37話「小さな英雄」と続き、39話「さらばウルトラマン」と、名作は続くのである。この37話、視聴率42,8と、マンでの最高視聴率をたたき出している。

この後、セブンの脚本も担当しているが、こっちはもっと長くなるので次の機会にしたいと思う。

もう一人外せないのが実相寺昭雄氏である。監督・脚本でウルトラシリーズに関わっている。亡くなったのは2006年で、マンだけでなく、セブン・帰マン・ティガ・ダイナ・マックスでもメガホンを取っている。

マンで撮ったのは全部で6話。14、15、22、23、34、35話である。

実相寺氏は、撮影の方法に癖があった人で、斜めからのアングルや、逆行を浴びる登場人物などのカットが多い。また、夢なのか現実なのかよくわからない世界を舞台にしたものが多く、映像効果と相まって、『実相寺マジック』と呼ばれていた。

その典型的な例が、マンで挙げるならば、23話「故郷は地球」である。

登場怪獣の彗星怪獣、ジャミラは、実は正真正銘の地球人であった。シャトルの故障により水のない星に不時着した宇宙飛行士ジャミラは、救援を待つうちに怪獣になってしまうのである。そして、事故を隠蔽した祖国に復讐するために、地球に戻ってくるのだ。この回の途中、夜のシーンでは、逆行を浴びながら科学特捜隊の面々が話すシーンがある。また、光線でとどめを刺すのを嫌う実相寺氏らしく、ウルトラ水流によって、ジャミラは絶命している。絶命の時の鳴き声は、とても悲壮感が漂う。

22話「地上破壊工作」、35話「怪獣墓場」も、実相寺氏が撮ったと一目でわかる作品になっている。

のだが、長くなってきたので、今回もこの辺でやめようと思う。

しばらくウルトラマンネタはやめよう。どうしても長くなってしまう…というか、金城氏だけでも一回分いけそうな気がする…

ではまた次回。今度は漫画からネタを取ろうかな?

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コメント

セブンの12話 うん。そんだけ

>、「飛行機事故によって主人公が死亡し、ヒーローは責任を取って一心同体となる」という設定が出されている。

コレなんてUG?

投稿: φ | 2008年7月13日 (日) 23時33分

セブン12話「遊星より愛をこめて」は現在永久欠番。

実相寺氏がメガホンをとっています。

投稿: Lily | 2008年7月14日 (月) 07時36分

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