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2007年6月16日 (土)

暮れなずむかりうむ

暮れなずむかりうむ

西から東へ紺に混ざりゆく空。
色彩を失っていく、その過程。
刹那に色付く朱の帯雲。
人はそこに何を視るのか。

虫除けの網戸に半ば遮られた外の世界は、手を伸ばすことさえためらってしまうくらいに、完成された慕情の風景。
絵画のように整えられた窓からの夕焼け空は、きっと、オレの原風景。

くだらぬ思考に埋没し過ごす時間の、なんと貴重なことか。
この空の芸術は誰が作ったのか。
原理を問うているのではない。物理の時間に習った波長の問題。そのようなもので、湧き上がる疑問に水を差したくはない。単純明快な答えを欲しているのではない。求めるのは、暇をつぶす時間。
その原理でいくと、神、という答えも欲していない。全知全能者がいるのなら、オレの視聴覚や思考さえも、全能神が前もって決めたことになるのだから。


そのような否定を何十通りも繰り返していると、絵画から冷たい風が流れてくる。
次は、オレの時間だ。と言いたげに。
窓を見ると、夕暮れはどこかに旅立ち、行き場を失ったオレの目は、夜の香りを視覚する。

窓に近づき、それを閉める。鍵まできっちり、カーテンも引いて。
オレの時間はこれでおしまい。
見えない夕暮れにさっと手を振り、別れを告げる。






すまない、野菜ジュースを飲んだら、バットトリップしてしまった。
こんなことばかり考えてたのが小三のオレ。これは間違いなく、生涯中二病患者フラグ。

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