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2007年5月 7日 (月)

リレー小説SS「流されて下僕島 disruption」 Act.2「荒廃」

東進の再テスト、ひさびさにペナルティ食らったんでそのあいだに書いちゃおう。

死者1.5億人。

行方不明1億人。

重体5000人。

これが今回人口5億人の島を襲った襲撃事件の被害である。







リレー小説SS「流されて下僕島 disruption」

Act.2「荒廃」







8月24日 午前10時22分。

突如としてデータ通信チップを管理運営している国の機関の中枢管理機能、BCSSが暴走した。いや、反乱と言うべきだろうか。

原因は不明。

これによって、BCSSの第4階層まで接続しているクライアントの脳内に直接介入。

町中至る所で人間の頭が爆発した。

とくに町の中心部の大型ゲームセンターにおかれていた搭乗型の対戦ゲーム「rebellion」のプレイヤーの被害が大きかった。

プレイヤー全員がコックピット内で肉塊と化していた。

このコックピット内のカメラに直前のプレイヤーの様子が写っていた。また、ブラックボックスも付いているため、なにか原因解決の手がかりがないか現在分析中である。



行方不明者の大半は肉塊になっており判別ができない「人だったもの」をさす。

また事故後数時間の間、重体・死者数は数千人単位で増えていった。

国はBCSSを介したネットワークにつながっているのが原因と予想。全員に強制ログアウトを命じた。

――が、ログアウトは無効化されていた上に、強制ログアウトを拒否する人も多く、軍が動いても混乱は収まらなかった。



軍とログアウト反対勢力との衝突で町の中心部は荒廃した。

土地や建物もBCSSの範囲外になったため、VGSによって表示されていたビル類は消えた。中にいた人も一緒に消された。

交通網はすべて元々無かったかのように消失した。

セキュリティが甘くなったのをねらって泥棒が多発した。

小競り合いで刃傷沙汰なんてどこの道でも起こっている。

小路に入るとレイプさせられている人も多い。

だからといって島の外に出ることはできない。交通手段がないからである。




ログアウト騒動が一段落して、死傷者の増加もだんだん減ってきた。

だが、ログアウトしたとはいえ、BCSS自体が圏内に登録した脳があれば自動的にログインできてしまうため、どうやら少しずつ浸食しているようである。

今でも1時間に100人ほどが死亡している。






ちなみにボクは無事なようだ。チップは埋め込まれてるけど、電源がないから起動できないらしい。

エミリー様もまた無事なようだ。新チップを試験的に導入していたため影響を受けなかったとか。





にしても何で小夜さんがいたんだろう。エミリー様は何かを知っているようだが・・・。そもそもボクが死んだことになっているって言うのは・・・・

また仕事が落ち着いたらエミリー様に聞いてみよう。

それまではこうやって事務所の隅に座っているしかない。


――がらっ――





突如としてさわやかな先生のような人がはいって・・・・

「って薫さん?!」

「ん?なぜきみがいきているのかね。ほう、なかなかおもしろいじゃないか。」

「だがいまはそんなことはどうでもいい。エミリー、でてこい。」

「で・な・い・と この『研究材料』もってっちゃうよ・・・?」

といってボクのデコに銃口を押しつけてきた。

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