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2007年3月29日 (木)

かりうむにっき「小説感想」

 

  本日のお品書き・・・Missing感想もしくは考察
 
 

 内容にはあまり触れていないので、問題無いとは思いますが・・・ 
 

 

  一言で言うなれば、現代版御伽噺の体裁を採っているように思われる。
 
 説話でも取り上げられるような、日本古来の怪談、昔話を多く題材にしているが、

説話のように表現が平易ではない事から、文学作品として分類しても差し障りはないかと。
 
 

 さて、内容ですが、神隠し、狗神、梨採り話、異界冒険譚、そして、山神。
 
どれもこれも日本に古くから根付いている話である。
 
 

 特に、神隠しに連なる人物消失がこの物語を貫く現象であり、これを作者は一層に意識しているように思われる。

人物消失は、それだけで日本の昔話を代表する一分野であり、現実世界から消えた人間は、
 
異世界に飛ばされるか、喰われるか・・・あまり良い結末を迎えていない事は確かである。
 
 個人的で悪いが、柳田國男の「遠野物語」からも強く影響を受けているように見受けられ、大変興味深い。
 
 後は、物語に出てくる解説についての見解が、自身の持っているものと少しずれていたので、
 
そこが少し気になった点である。自身の更なる鍛錬が必要な事が露呈した。
 
  
 
 ネタバレとは書いたが、あまり内容には触れなかった。時間が無いのも幸いした。
 
 コレを読んでも、問題なくMissingを楽しめる。もし、興味を持ったなら、一度読んでみては如何かな。

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